2009年07月27日
地域の防災訓練
地元地域で、自主的な防災訓練がありました。
たくさんの住民の方々が日曜の午前中にもかかわらず集まっていただき
200人からの防災訓練となりました。
着て頂いた消防士の方からも
自主的な防災訓練でこれだけの規模・主体性は
なかなかない、との言葉をいただきました。
いくつかテーマがあったのですが、
まずは消火器の使い方。
訓練用の消火器(水がでる)で使い方や狙い方を教わりました。
大人も子供も真剣です。
次に煙が充満した中はどんなものかを
擬似的に体験できるもの。
無論、煙は人体に無害なものとのことですが、
吸い過ぎると気持ち悪くなる、と説明してくれた消防士の方が体験談も語って(?)くれました。
ハンカチなどを口にあてて移動する!
そして身近なものを使った救命方法などを教わりました。
ここでは毛布を使って担架代わりに人を運ぶ方法です。
うまく使えば女性でも運べます。
次に心臓マッサージ、AEDについて。
心臓マッサージなどの技術は日々変わってきているらしく
今のやり方は1分間に100回、胸を4cmほど押す、とのこと。
でも、緊急時には細かいことよりも、とにかくマッサージをすることが大切と教わりました。
AED(電気ショックをあたえる医療機器)の使い方も教わりました。
割と使い方を喋ってくれる機械でした。
そしてそして、災害時の非常食、アルファー米の体験です。
これは、乾燥させた米と具のようなもので、
水かお湯に浸すと食べられるようになるという非常食です。
まあまあ美味しいです。
防災訓練が後半になると、ブロアー車がやってきました。
これは大きな扇風機みたいなものを積んだ車です。
全国で5台しか配置していない特殊車両で、
トンネルや大きな倉庫での火災などで
煙や毒ガスを送り出したりするのに使われるそうです。
あまり動かしてくれることはないそうですが、
私達の熱意(?)によって動かしてもらいました。
風速は45m/sくらいにはなるそうですが、
そんなにすると子供たちが飛んでしまいそうなので、
ゆっくりと動かしてくれています。
特殊車両に積んでいる機器なども見せてもらいました。
会場にさせてもらった、てらお園さんなどのおかげで
貴重な体験をさせてもらいました。
災害はないに越したことありませんが、
知識として頭にいれておくことも大切だなと思いました。
おみやげの缶パンは、
たまたま遊びに来ていた姪っ子に食べられちゃいましたけどね~
Posted by おこめやさんじ at 17:32│Comments(0)
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