2012年07月20日
被災地をめぐって
先日、震災後はじめて東北方面にひとり車を走らせてみました。
目的は今の被災地の状況をみるため。
なんだか野次馬根性的で表に出すことも気がひけることなのですが
現地の方に
「野次馬でもなんでも、来てくれてありがとう。
ぜひ現状をみんなに伝えてくれ」
という言葉をいただいたので
言葉足らずでしょうが記述させてもらいます。
仙台あたりから太平洋側沿岸を釜石北部まで
ずーっと走ってみました。
一言でいうならば絶望感。
さすがに瓦礫とかはきれいに片付けられていましたが
1年半もたとうというのに、沿岸部は建物の基礎コンクリートが残っているだけで
なにもない状態。
この町(町だったところというのだろうか)の展望がまったくみえません。
場所柄、漁業にかかわることが大きいと思うのですが
その漁がほぼ全滅。
ですから地元の商店も復興の目処が見えない。
仮説コンテナでつくったコンビニとガソリンスタンドが
たまにポツリとあるくらい。
仕事はなく仮設住宅で悶々とストレスをため続けている人たちが
たくさんいるそうです。
そのストレスは人の生き死ににも関わるくらいのもの。
我慢強いとされる東北人でさえ、
1年を超えてこの有様では、耐えられなくなるのも時間の問題です。
若い人たちは土地を捨て(語弊覚悟で書きます)他所で働き
残っているのは動きたくても動けない人達がほとんどとのこと。
そんななかで復興だ!と意気を挙げつづけることは
どれほどのことか。
せめて先がみえるのならばいいのですが・・・
政治屋さんたちはいまもなお
国民が理解できないことに意気をあげているようですが
現地を視察した方々もたくさんいるはずなのに。
なぜ?
この問題はことが大きすぎです。
テレビで見ているだけでは感じられない現場の苦悶が山積みだと感じました。
自分に何ができるか、と高尚なことを考える前に
「何を感じるかは人それぞれ。ただこの現状を見てほしい」
という地元でもらった言葉を。
時間がある方はぜひ一度。
目的は今の被災地の状況をみるため。
なんだか野次馬根性的で表に出すことも気がひけることなのですが
現地の方に
「野次馬でもなんでも、来てくれてありがとう。
ぜひ現状をみんなに伝えてくれ」
という言葉をいただいたので
言葉足らずでしょうが記述させてもらいます。
仙台あたりから太平洋側沿岸を釜石北部まで
ずーっと走ってみました。
一言でいうならば絶望感。
さすがに瓦礫とかはきれいに片付けられていましたが
1年半もたとうというのに、沿岸部は建物の基礎コンクリートが残っているだけで
なにもない状態。
この町(町だったところというのだろうか)の展望がまったくみえません。
場所柄、漁業にかかわることが大きいと思うのですが
その漁がほぼ全滅。
ですから地元の商店も復興の目処が見えない。
仮説コンテナでつくったコンビニとガソリンスタンドが
たまにポツリとあるくらい。
仕事はなく仮設住宅で悶々とストレスをため続けている人たちが
たくさんいるそうです。
そのストレスは人の生き死ににも関わるくらいのもの。
我慢強いとされる東北人でさえ、
1年を超えてこの有様では、耐えられなくなるのも時間の問題です。
若い人たちは土地を捨て(語弊覚悟で書きます)他所で働き
残っているのは動きたくても動けない人達がほとんどとのこと。
そんななかで復興だ!と意気を挙げつづけることは
どれほどのことか。
せめて先がみえるのならばいいのですが・・・
政治屋さんたちはいまもなお
国民が理解できないことに意気をあげているようですが
現地を視察した方々もたくさんいるはずなのに。
なぜ?
この問題はことが大きすぎです。
テレビで見ているだけでは感じられない現場の苦悶が山積みだと感じました。
自分に何ができるか、と高尚なことを考える前に
「何を感じるかは人それぞれ。ただこの現状を見てほしい」
という地元でもらった言葉を。
時間がある方はぜひ一度。