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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2011年08月20日

新米と放射性物質検査

とても繊細なことなのでコメントしずらいことですが、
まず一つ目の結果が出たのでやっぱりブログに残してみます。

H23年産の新米、新潟での第一弾は柏崎の越路早生。
そのセシウム検査の結果が昨晩でました。
結果、「検出されず。」です。
あぁ、ひと安心。


ずーっと新潟は大丈夫とみんな言っていたのですが
こんな時勢ですから
「大丈夫!」
と言い切って歩くのも難しいなぁと感じてました。
逆に騒がすことになってしまうことも懸念して。

お米は主食ですから、ほぼ毎日食べるもの。
そのうえ新潟は生産県です。
これはとても重要なことです。



興味がある方もいらっしゃるでしょうから
新潟県の米の放射能検査について
ワタクシ調べた範囲で少し書いてみます。

まず、国の基準として500Bp/kgを超えたら出荷しちゃだめよ
という基準ができました。
それを受けて新潟県は
「うちは大丈夫だけど、消費者などに安心してもらうため、もっと厳密にやる」
という基準をつくりました。
分かりやすい数字だけでいうと200Bp/kgと定めたのです。
測定地点は全市町村(粟島除く)の15H(ヘクタール)単位程度。
これは一集落単位くらいを目安にしているそうです。
で、200Bp/kgに引っかかったらその地点を集中的に再検査
という流れのようでした。


ちなみに
土壌 → 稲 → 白米
という過程のなかでセシウムは当然減っていくわけで
その比率はざっというと
土壌 → 1/10 → 稲~玄米(ここで検査) → 3~4/10 → 白米
くらいの感じで減るらしいです。(ちょっと未確定情報です)

てことは、国の基準値(500Bp/kg)っていうのは
土壌時点で
500 × 10 = 5000Bp/kg
が検出される程の土。
実はこれは結構なレベルの土壌かと。
だからちょっとこの基準にはワタクシ、ハテナでした。

その点新潟は200Bp/kgとちょっと厳しくしたし、
結果的に、
柏崎の越路早生は
「検出されず → 定量下限値以下、つまり10Bp/kg以下」
ということでしたので
一安心というわけです。

とはいえまだ
米を生産している市町村がまだ28あります。
全てがOKとなり
「新潟のお米は大丈夫!」
と早く言えるようになってもらいたいものです。


一応、新潟県の発表をリンクしておきます。
新潟県:平成23年産米の放射性物質の検査結果について  


Posted by おこめやさんじ at 08:34Comments(0)つぶやき